Reencle(リンクル)とルーフェンは、どちらも「置き場所を取らない家庭用の生ゴミ処理機」として並べられます。ただし中身はまったく違います。Reencleは微生物で分解し、ルーフェンは温風で乾かします。
価格を見ると、本体はルーフェンのほうが23,980円安いです。ここだけ見ればルーフェンを選びそうになります。
ところが両社の公式資料から5年ぶんを計算すると、順位が逆転しました。Reencleのほうが59,434円〜139,204円安くなります。しかも金額の範囲が重ならないので、前提をどう取っても逆転しません。
理由は1つだけです。ルーフェンには毎月買う専用消耗品があり、Reencleにはありません。
結論:本体は2万4千円差、5年では最大13万9千円の差
| 項目 | Reencle Prime | ルーフェン SLW01 |
|---|---|---|
| 本体価格 | 99,000円 | 75,020円 |
| 電気代(5年) | 70,606円 | 54,750円 |
| 専用消耗品(5年) | 21,600〜72,000円 | 226,050〜265,980円 |
| 5年総額 | 191,206〜241,606円 | 301,040〜330,410円 |
⚠️ この99,000円は公式サイト(reencle.net)の価格です。同じPrimeがAmazonでは110,000円で、公式のほうが11,000円安くなっています(2026年9月20日時点・どちらも在庫あり)。下のリンクは在庫と最新価格の確認用です。
本体ではルーフェンが23,980円安く、電気代でも15,856円安い。それでも5年総額ではReencleが勝ちます。消耗品だけで20万円以上ひらくからです。
そしてReencleの最大値(241,606円)が、ルーフェンの最小値(301,040円)より安いという関係になっています。消耗品の交換頻度をどちらに有利に取っても、順位は変わりません。
公式スペックを並べる
| 項目 | Reencle Prime | ルーフェン SLW01 |
|---|---|---|
| 処理方式 | ハイブリッド式(バイオ×乾燥) | 温風乾燥循環式 |
| 外形寸法 | 30.5×33.1×46.7cm(蓋を開けた時73cm) | 27×27.5×35cm |
| 本体重量 | 9.1kg | 6kg |
| 処理量 | 1日最大1.7kg(推奨1kg) | 1日最大1kg |
| 消費電力 | 52W | 130W(標準) |
| 運転音 | 25db以下 | 取扱説明書に記載なし |
| 脱臭 | 4層(金属イオン酸化触媒) | 活性炭フィルター |
| 専用消耗品 | なし(バイオ材の継ぎ足しのみ) | バスケットカバー/活性炭フィルター |
| 設置 | 屋内 | 屋内 |
| 保証 | 1年 | 1年 |
違い1:毎月お金がかかるかどうか
ここが5年総額を決めています。
ルーフェンには、使い続けるかぎり買い続ける消耗品が2つあります。
- バスケットカバー:定期コースで月2,365円(20枚入り)。5年で141,900円
- 活性炭フィルター:定期2,937円。交換目安3〜6か月。5年で29,370〜58,740円
カバーは使い捨てです。20枚入りが月あたりの目安なので、ほぼ毎日1枚使う計算になります。
Reencleは違います。微生物の入ったバイオ材を最初に入れ、減ったぶんを継ぎ足すだけです。毎日交換するものがありません。5年で21,600〜72,000円に収まるのはそのためです。
本体価格の差23,980円は、ルーフェンのカバー代10か月ぶんで消えます。
違い2:ゴミが「減る」か「乾く」か
処理した後に何が残るかが違います。
- Reencle:微生物が分解するので、入れたぶんが減っていきます。原理上、毎回取り出す必要がありません
- ルーフェン:水分を飛ばして乾かすので、乾いた生ゴミがそのまま残ります。取り出して捨てます
つまりゴミ出しの回数まで減らしたいならReencle、生ゴミの「臭いと水分」を止めたいだけならルーフェンです。目的が違います。
なお乾燥式の残りものは肥料そのものではありません。扱いは乾燥物を肥料として使えるかに書きました。
違い3:置き場所の条件
寸法はルーフェンが明確に小さいです。
| 項目 | Reencle Prime | ルーフェン SLW01 | 差 |
|---|---|---|---|
| 高さ | 46.7cm | 35cm | 11.7cm |
| 重量 | 9.1kg | 6kg | 3.1kg |
| 蓋を開けた高さ | 73cm | 記載なし | − |
🔴 見落としやすいのが蓋を開けた時の高さ73cmです。Reencleは上から投入するので、本体の高さではなく73cmぶんの空間が要ります。吊り戸棚の下に置くと蓋が開きません。
置き場所の測り方は置き場所は寸法だけで決めないにまとめています。
この記事で比較した2機種
Reencle Prime 家庭用 生ごみ処理機
バイオ式×乾燥式のハイブリッド。日本公式はreencle.net。
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loofen(ルーフェン)ホワイト
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ルーフェンにしかないもの
- 小ささと軽さ。6kgは片手で動かせる重さです。三角コーナーの置き換えとしては、この2機種で最も近い
- 微生物を切らす心配がない。Reencleはバイオ材が死ぬと処理能力が落ちますが、乾燥式にはその概念がありません
- 入れてよいものの幅。乾燥式は分解を前提にしないので、バイオ材に合わない食材を気にせず入れられます(ただし禁止品はあります → 入れてはいけないもの)
Reencleにしかないもの
- 運転音25db以下。ルーフェンは取扱説明書に運転音の記載がなく、比べようがありません。数値を公表しているだけReencleのほうが確かめやすい
- 消費電力52W。ルーフェンの130Wに対して半分以下です
- 投入したぶんが減る。ゴミ出しそのものを減らせます
どちらを選ぶべきか
Reencleが向いている家庭
- 5年以上使うつもりがある(本体差2万4千円を回収できる)
- ゴミ出しの回数を減らしたい
- 高さ73cmの空間が取れる
ルーフェンが向いている家庭
- とにかく小さく軽いものがいい
- 初期費用を抑えたい/短期間だけ試したい
- 毎月2千円台の消耗品を「許容できる固定費」と考えられる
⚠️ 5年使うなら、ルーフェンは総額でこの2機種の中で最も高くなります。それでも選ぶ理由があるかどうかが判断の分かれ目です。総額の並びは5年総額で比べた結果に全機種ぶんあります。
この記事の出典
- Reencle 日本公式サイト(reencle.net):本体価格・寸法・重量・処理容量・消費電力・騒音・脱臭方式・保証
- ルーフェン 日本公式サイト(loofen.jp):本体価格・消耗品価格・定期コース価格・1日の電気代
- ルーフェン 取扱説明書:外形寸法・本体質量・消費電力・処理量(運転音の記載は無し)
- 電気代は各社の公表値から算出。ルーフェンは公式「1日約20〜40円」の中央値30円を用いた
価格は2026年9月7日時点のものです。変動するため、購入前にリンク先で最新の価格を確認してください。
まとめ
- 本体はルーフェンが23,980円安い
- 5年総額はReencleが59,434〜139,204円安い。範囲が重ならないので順位は動かない
- 差がつく原因はルーフェンの専用消耗品(5年で22万〜26万円)ひとつ
- 残るものが違う。Reencleは減る/ルーフェンは乾いて残る
- ルーフェンは小さく軽い(6kg・高さ35cm)。Reencleは蓋を開けると73cm要る
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Reencle Prime 家庭用 生ごみ処理機
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