ルーフェンのバスケットカバーは代用できる?公式が示す条件

ルーフェンのバスケットカバーは代用できる? お手入れ・消耗品

ルーフェンを使い始めて最初に気になるのが、バスケットカバーのコストです。純正は20枚入りで税込2,728円。1枚あたり約136円を毎日捨てていくことになります。

「100均の水切りネットで代用できないのか」と考えるのは自然な発想です。そこでまず、メーカーが代用について何と言っているのかを取扱説明書で確認しました。

結論として、ルーフェンは代用を禁止していません。ただし取扱説明書には条件が書かれており、その条件を外すと乾燥不良や故障につながります。

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純正カバーは年間いくらかかるのか

まず、代用を検討する理由になっている金額をはっきりさせます。公式オンラインストアの価格は次のとおりです。

買い方 価格(20枚入り) 1枚あたり 年間(月20枚使用)
通常購入 税込 2,728円 約136円 約32,736円
定期コース 税込 2,365円 約118円 約28,380円

定期コースはバスケットカバーが毎月1パック(20枚)届く設定になっています。つまりメーカー自身が「月20枚使う」前提で設計しているということです。

年間約28,000円。本体価格が75,020円なので、2年8か月ほどでカバー代が本体価格に並びます。ここに活性炭フィルターの交換代(交換目安は3〜6か月に1回)が別途かかります。

生ゴミ処理機は本体の安さで比べられがちですが、実際の負担はこの消耗品側にあります。代用を考えたくなるのは当然です。

純正バスケットカバーは年間いくらか
純正バスケットカバーは年間いくらか。通常購入と定期コースの差は年間4,884円。カバーは20枚単位でしか買えず、まとめ買いの割引もない

取扱説明書は代用を禁止していない

ルーフェンの取扱説明書「よくあるご質問」には、次の質問と回答が載っています。

Q. 三角コーナーで使用するネットは入れても大丈夫ですか?
A. 乾燥の妨げにならない素材・作りであれば問題ありません。

純正品以外を使うなという記載はありません。判断基準として示されているのは「乾燥の妨げにならないかどうか」の一点です。

ビニールやラップについても回答があります。

Q. ビニールやラップは入れても大丈夫ですか?
A. ビニールやラップも投入できますが、生ごみを覆うように入れると乾燥の妨げになる状態で使用すると、故障の原因となるおそれがあります。

ここでも禁止ではなく、「覆う状態がだめ」という使い方の問題として書かれています。

「乾燥の妨げ」とは具体的に何か

取扱説明書の故障診断ページを読むと、メーカーが何を問題視しているかが逆算できます。

症状 取扱説明書が挙げている確認点
完全に乾燥しない ビニールなど、乾燥を妨げるごみが多く入っていないか(→ 一度スイッチをオフにし、ビニール類を取り出してから再度スタート)
異音がする ビニールなどの異物がモーターカバーをふさいでいないか(→ 異物を取り除く)
処理時間が長くかかる 水分が多い生ごみを多く入れていないか/生ごみを詰めすぎていないか

問題は2つに整理できます。①空気の通り道をふさぐこと、②軽い素材がモーターカバーまで飛んでいくことです。

ルーフェンの処理方式は仕様上「乾燥式(温風空気循環乾燥方式)」です。庫内の空気を循環させて乾かすため、空気が通らなくなった時点で機能しません。純正カバーが「空気循環を妨げないよう特別に設計されたオリジナル素材の不織布」と説明されているのは、この方式に合わせているからです。

代用品を公式の条件に当てはめると

「乾燥の妨げにならない素材・作り」という条件に照らして、代用候補を整理しました。

候補 公式条件との相性 注意点
純正バスケットカバー ◎ 空気循環用に設計された専用品 1枚約118〜136円
網状(メッシュ)の水切りネット ○ 目が粗く空気が通る 目が粗すぎると細かい生ゴミが落ちる
不織布の水切りネット △ 製品によって通気性の差が大きい 密度が高いものは空気の通りが悪い
ポリ袋・レジ袋 × 空気を通さない 「覆う状態」に該当。故障のおそれ
キッチンペーパー △ 通気はするが濡れると密着する 軽いので飛散のリスク
カバーなし ○ 乾燥は妨げない バスケットの掃除の手間が増える

ポリ袋だけは明確に外れます。それ以外は「通気性があるか」で判断することになります。

ここで参考になるのが、同じ乾燥式であるパリパリキューの公式見解です。パリパリキューは水切りネットについて「網状の製品をご使用下さい。(不織布の水切りネットは乾燥効率が悪くなります。)」と明記しています。

つまり同じ乾燥式でも、ルーフェンは専用設計の不織布を純正にしているのに対し、パリパリキューは不織布そのものを避けるよう案内しているということです。市販の不織布ネットは製品ごとに密度が違うため、「不織布だから大丈夫」とは言えません。

ここまでが公式資料から判断できる範囲です。最後に、実際に選ぶときの手順に落とします。

代用品を選ぶときのチェック手順

取扱説明書の条件は「乾燥の妨げにならない素材・作り」の一点なので、次の順で確認すれば判断できます。

  1. 光にかざして目が見えるか。網状なら空気は通ります。透けない密度の不織布は避けます。
  2. 濡らして張り付かないか。生ゴミは水分を含みます。濡れるとバスケットの底に密着する素材は、空気の通り道をふさぎます。
  3. バスケットからはみ出さないサイズか。余った部分がめくれて上に覆いかぶさると、取扱説明書が禁じている「覆う状態」になります。
  4. 軽すぎないか。取扱説明書は異音の原因として「異物がモーターカバーをふさぐ」ことを挙げています。ごく薄い素材は乾燥中に舞い上がる可能性があります。

この4つを満たすのは、実質的に網状(メッシュ)タイプの水切りネットです。不織布タイプは製品ごとの差が大きいため、使うなら1で確認してからにしてください。

カバーの選択肢

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ルーフェン互換 バスケットカバー 40枚セット
純正ではない互換品。自己責任での使用になる。
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ルーフェン互換 活性炭フィルター2個+カバー20枚セット
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代用する前に知っておくべきリスク

金額だけで判断する前に、保証の条件を確認しておいてください。

ルーフェンの保証規定には、有償修理になる場合として「取扱説明書に記載されていない方法で使用した場合の故障及び損傷」が挙げられています。

取扱説明書は「乾燥の妨げにならない素材・作りであれば問題ありません」と書いているので、通気性のあるネットを使うこと自体は記載の範囲内と読めます。ただし、代用品が原因で故障したと判断された場合に、その線引きをするのはメーカー側です。

年間で浮くのは、仮に半額の代用品に置き換えたとして1万4千円ほどです。保証期間である最初の1年は純正を使い、2年目以降に代用へ切り替えるという判断も現実的だと思います。

そもそもカバーなしで使えるのか

取扱説明書には、バスケットカバーの使用を必須とする記載はありません。カバーはバスケット内を衛生的に保ち、乾燥後のゴミ捨てを容易にするためのものです。

つまりカバーなしでも動作はします。代わりに、バスケットに生ゴミが直接触れるため、乾燥後に貼り付いた汚れを洗う手間が増えます。

取扱説明書のお手入れ欄には、バスケットについて「柔らかい布などで拭き取るか、水洗いをしてください。洗剤を使用する場合は台所用中性洗剤を使用してください」と書かれています。水洗いできる部品なので、洗う手間を許容できるならカバーなしという選択もあります。

ただし注意点として、本体には水をかけられません。取扱説明書は「本体に水をかけないでください」「感電、火災の危険性があるため、水を直接かけたり、爆発、引火性のある物質で拭かない」と明記しています。洗えるのはバスケットだけです。

純正を使うなら、定期コースが最も安い

代用せずに純正を使い続ける場合、通常購入と定期コースで年間4,356円の差が出ます。

1パック(20枚) 年間(12パック)
通常購入 税込 2,728円 32,736円
定期コース 税込 2,365円 28,380円
差額 363円 4,356円

定期コースでは活性炭フィルターが3か月に1回届く設定もあります。フィルターは交換目安が3〜6か月に1回なので、使用頻度が高い家庭なら定期で問題ありません。使用頻度が低いなら、都度購入のほうが余りません。

純正カバーと活性炭フィルターは、公式オンラインストアのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの公式ストアと一部の家電量販店で購入できます。

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まとめ

  1. 純正は1枚約118〜136円、年間約28,000〜33,000円。2年8か月で本体価格に並ぶ。
  2. 取扱説明書は代用を禁止していない。条件は「乾燥の妨げにならない素材・作り」の一点。
  3. ポリ袋・レジ袋は不可。空気を通さず「覆う状態」に該当し、乾燥不良と故障の原因として取扱説明書に挙げられている。
  4. 不織布なら安全とは言えない。純正は専用設計の不織布だが、市販品は密度がまちまち。同じ乾燥式のパリパリキューは不織布ネットを避けるよう案内している。
  5. 保証期間中は純正が無難。「取扱説明書に記載されていない方法での使用による故障」は有償修理の対象になる。

価格と仕様は変更されることがあります。購入前に公式ストアで最新の情報を確認してください。

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